時間の計測を超えた、文化的、歴史的多様性の本質に触れるというビジョンを抱くパルミジャーニ・フルリエは、ヒジュラ暦のパーペチュアルカレンダーモデル“トンダ PF ヒジュラ パーペチュアルカレンダー”を発表した。
繊細なカレンダーコンプリケーションのパイオニアであるパルミジャーニ・フルリエ。そのトンダ PFコレクションの三つの傑作が、中国暦、西洋グレゴリオ暦、そしてビジュラ歴のパーペチュアルカレンダーモデルだ。
新しくなったトンダ PF ヒジュラ パーペチュアルカレンダーは、サテンとポリッシュで交互に仕上げたステンレススチール製のケースに、メゾンのシグネチャーであるローレット加工のベゼルをマッチング。ベゼルはプラチナ950製で、フォールディングクラスプ付きのステンレススチール製ブレスレットと組み合わされている。
文字盤は、鮮やかなビリジアングリーンで、バーリーコーン（麦の穂）パターンがギョーシェ彫りで飾られた。アプライドのアワーマーカーと、デルタ型スケルトンの時分針は、ロジウム加工の18Kゴールド製だ。
30年のサイクルを示す12時位置のサブダイヤルでは、355日間の閏年がベージュ色の文字で、通常の354日間の平年を白色の文字で表示。3時位置のサブダイヤルはイスラム暦の月番号を示し、9番目のラマダン月は鮮やかな赤で強調された。日付けをしめす9時位置のサブダイアルは、円形の開口部から30日の月であるか、29日の月であるかを読み取ることができる。残る6時位置のサブダイヤルには、ブルーアベンチュリンのムーンフェイズディスプレイを備えており地球から見た月の位置が示される。
搭載するムーヴメントは、48時間のパワーリザーブを備えたキャリバー“PF009”。プラチナから削り出されたスケルトンのローターには、ポリッシュ仕上げとサンドブラスト仕上げを施し、ブリッジは隅々まで面取り。さらに、全体はコート・ド・ジュネーブとペルラージュで装飾されている。
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